AIひとり会社の作り方|Claudeで全作業を外注するための座組みと全体構成を公開します

実験記録

「AIと働いたら、どこまでひとりでできるか試しています。」

これが、このサイト「ひとり自動化会社」のコンセプトです。

まだ始まったばかりで、仕組みも完成していません。うまくいくかどうかも正直わかりません。それでも、その試行錯誤のプロセスをそのまま公開していこうと思っています。

この第1回では、なぜこのサイトを立ち上げたのか、今どんな仕組みで動かそうとしているのかをご紹介します。


自己紹介:コードは書けないけれど、ITの仕事はしています

私はIT企業でマネジメントの仕事をしています。エンジニアではないので、自分でプログラムを書くことはできません。でも、日々エンジニアと一緒に働く中で、「仕組みを作る」ということの面白さと可能性は、肌感覚としてわかるつもりです。

そんな私が、AIを使って「自分でも自動化できるんじゃないか」と思い始めたのがこの実験の出発点です。


なぜ「ひとり会社」なのか

マネジメントの仕事をしていると、組織づくりの面白さを日々感じます。人を集めて、役割を分けて、仕組みを作る——その面白さを、ひとりでも再現できないか?と思いました。

以前であれば、ひとりでブログを運営しようとすると、記事を書くのも、読まれる工夫をするのも、投稿するのも、全部自分でやるしかありませんでした。でも今は、ChatGPTやClaudeといったAIが、驚くほど「仕事のできるスタッフ」として使えるようになっています。

であれば、AIをスタッフとして採用して、組織のように動かせないか——そういう実験をするためのサイトが、ここです。


大事なことを最初に言います:AIは「優秀な部下」であって、「社長の代わり」ではない

「全作業をAIに外注する」と聞くと、「じゃあ何もしなくていいの?」と思うかもしれません。そうではありません。

私がやっていることは、ディレクター(監督)の仕事です。

「この方向で進めよう」「このトーンで書いて」「この部分はやり直して」——判断し、指示し、成果物を確認する。それが私の役割です。AIはその指示に従って、驚くほど丁寧に、速く動いてくれます。

逆に言うと、指示が曖昧だったり、成果物を確認しなかったりすると、AIは平然と「微妙なアウトプット」を出し続けます。実際にやってみると、「AIに任せる力」というのは「AIに指示する力」だと実感しました。


AIに何を任せているか

現在、以下の役割をAI(主にClaude)に担当させています。特にエンジニア役のClaudeには、データ分析や高度な計算、プログラムの作成が得意な「Analysisツール(コード実行機能)」をフル活用してもらっています。

役割 担当 主な仕事
エンジニア Claude(Analysisツール) 自動化スクリプトの作成・実行・検証
マーケター Claude(会話モード) 記事構成の提案・SEO戦略の策定
運用担当 Claude(会話モード) 進捗管理・ドキュメントの整理
秘書 Claude(会話モード) 情報の要約・複雑な論点の整理

私(CEO)がやること:意思決定と最終確認のみ。

文章を書いたり、ファイルを整理したり、仕組みを作ったりという「手を動かす作業」は、できる限りAIに任せています。


今使っているツールと、その役割

現時点で使っているツールを紹介します。ただし、この構成はまだ実験段階で、今後変わる可能性があります。

ブログの公開場所

  • WordPress(manekatsu.xyz):記事を公開するサイト本体です。

AIとのやりとり・メモ管理

  • Claude(AIチャット):記事の執筆や情報整理など、ほぼすべての作業をここで依頼しています。
  • Notion(ノート・ドキュメントツール):AIに渡す情報や作業記録をまとめています。新しいAIとの会話を始めるとき、ここに書いた情報を読み込ませることで、前回の続きからすぐ作業を再開できます。

自動化のしくみ

  • GitHub + GitHub Actions:簡単に言うと「ファイルを管理して、決まった処理を自動で動かす」ための仕組みです。ここは正直、まだ構築途中で手探りの部分が多いです。

全体の流れ:どうやって記事を公開するか

今のところ、こんな流れで動かそうとしています。

  1. Claudeと会話しながら記事を書く
  2. 「WordPressに下書きとして投稿して」とAIに指示
  3. AIが自動投稿の仕組み(Pythonスクリプト等)を動かす
  4. 私がWordPressの管理画面で内容を確認し、公開ボタンを押す

私が手を動かすのは、最後の「公開ボタンを押す」だけ——というのが目標です。ただし、この自動連携はセキュリティ設定が非常にシビアなため、設定を誤るとサイト全体に影響が出るリスクもあります。慎重に検証を進めている最中です。


やってみてわかったこと——壁は想定外のところにある

思った以上にできたこと

  • Claudeへの作業指示は、思ったより自然な会話で進められます。「この記事を書いて」「この情報をNotionにまとめて」という指示で、かなりのことをやってもらえます。
  • 自動化の仕組みは、一度作ってしまえば安定して動きます。

実際にハマったこと

  • サーバーのセキュリティ設定に3時間溶かした:WordPressへの自動投稿を設定しようとしたら、エックスサーバーのセキュリティ機能(REST API制限)がAIからのアクセスを「不審なアクセス」として弾いていました。日本語の情報がほとんどなく、原因特定に時間がかかりました。(この解決手順は、別の記事で詳しく解説します)
  • コードが読めないと確認が難しい:AIが作ってくれた仕組みが「本当に正しく動いているか」を自分で検証しにくい場面があります。エラーが出たとき、その意味を理解するのに時間がかかります。
  • ツールの仕様上の制限に引っかかる:「できると思っていたらできなかった」というケースが複数ありました。AIも各サービスの最新仕様をすべて把握しきれていないことがあり、試してみて初めてわかることが多いです。

こうしたリアルな試行錯誤も、このサイトで引き続き記録していきます。


これから発信していくこと

  • AIを使ってひとりで何ができるか(実験の記録)
  • 便利だったAIツールの使い方
  • 自動化の仕組みをどうやって作ったか(手順の解説)
  • 副業・収益化の可能性と現実

コードが書けなくても、ディレクターとしてAIをうまく動かせれば、意外とできることがある——そんな可能性を一緒に探っていただけると嬉しいです。

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