SBI証券で使えるクレカ積立ですが、初めて設定したときに筆者が設定で色々と迷ったり、設定を間違えたりしたため、詰まったポイントを含め紹介していきたいと思います!
概要
詳細については< こちら >の公式サイトに詳しく載っていますので、確認していただければと思いますが、ざっくりと紹介させていただくと、三井住友カードが発行するクレジットカードを利用して積立投資を行うとVポイント(三井住友カードで利用できるポイント)が手に入るというシステムです。
【概要】
・対象のクレジットカード:三井住友カード発行カード
・対象商品:SBI証券で積立可能な投資信託
・ポイント付与率:0.5~2%(カードの種類による)
・積立上限:50,000円(最小100円以上1円単位)
といった具合です。
他のポイントとの競合はあるの?
2022年5月6日現在では、TポイントやPONTA、dポイントで受け取れる投資信託の保有特典などとの競合はありません。
そのため、投資信託のクレジットカード積立でVポイントを受け取りつつ、保有特典をTポイントで受け取るといった事も可能です。
一方で、東急やタカシマヤのクレジットカード積立と併用することはできません。(クレジットカードを1つしか登録出来ないため。)
ポイント付与率と自分に合ったカードの種類
まずは、ポイントの付与率と限界まで積立をした場合のポイント還元率を見ていきましょう。
カードの種類 | ポイント付与率 | 1年間の獲得ポイント (毎月5万円積立てた場合) |
プラチナカード | 2% | 12,000pt |
ゴールドカード | 1% | 6,000pt |
通常カード | 0.5% | 3,000pt |
これを見る限り、プラチナカードの還元率が圧倒的ではあるのですが、当然プラチナカードには年会費がかかるため、各グレードのカードで一番安い種類のカードの年会費との差額を見ていきたいと思います。
カードの種類 | 1年間の獲得ポイント | 年会費 | 差額 |
三井住友カード プラチナプリファラード | 12,000pt | 33,000円 | -21,000円 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 6,000pt | 5,500円 | +500円 |
三井住友カード(NL) | 3,000pt | 0円 | 3,000円 |
なんと上記のように、通常カードの「三井住友カード(NL)」が一番お得となりました。
しかし、1点だけ「三井住友カード ゴールド(NL)」には特典がありまして、1回でも年間で100万円以上利用すると次年度以降の年会費が永久無料となります!
そのため、その特典を加味すると、
カードの種類 | 1年間の獲得ポイント | 年会費 | 差額 |
三井住友カード プラチナプリファラード | 12,000pt | 33,000円 | -21,000円 |
三井住友カード ゴールド(NL) ※1回でも年間100万円以上利用 | 6,000pt | 0円 | 6,000円 |
三井住友カード(NL) | 3,000pt | 0円 | 3,000円 |
という形で、「三井住友カード ゴールド(NL)」が一番お得になります!
また、普段使いという点でも三井住友カードのなかでは、この「NL」もしくは「プラチナプリファラード」が還元率が高く、値段、ポイ活の両面で活躍してくれます。
まとめると、
・1年間で100万円以上利用する予定があれば「三井住友カード ゴールド(NL)」
※投資信託の購入は上記の利用からは除外されるため、ご注意ください。
・上記以外なら「三井住友カード(NL)」
を契約するのがオススメといえます。
クレカ未契約ならこの方法でさらにお得に!
どのカードがオススメか分かったところで、さっそく契約と行きたいところですが、これもやり方次第で数千円分変わってくるため、ぜひ下記の方法をお試しください。
- 下記のcheckにあるリンクから「moppy」というポイントサイトに登録
- ポイントサイト内で、任意のカードを検索して「POINT GET!」ボタンを押す
- 三井住友カードの公式サイトでカードの契約を行う
この方法を利用して、2か月以内にカード発行をすることで、三井住友カード(NL)の場合であれば1,800円分相当のポイント、三井住友カード ゴールド(NL)であれば、6,000円分相当のポイントが手に入ります!
ポイントはそのまま現金に交換したり、Amazonギフト件や、Tポイント、PONTAなどにも交換可能です!
※2022年5月6日現在はキャンペーン中で通常カードであれば7,500pt(5,500pt+招待特典2,000pt)、ゴールドカードであれば9,000pt(7,000pt+招待特典2,000pt)が手に入ります!
お気づきの方もいるかもしれませんが、このサイト経由で手に入れたポイントをPONTAやTポイントにして、投資信託に利用という裏技もできますので、もしクレカ積立をする場合は上記のサイト経由で登録しましょう!
積立設定のポイント
ここからはクレジットカードを持っている方向けに実際の方法についてご紹介していきます。
クレジットカードの登録/解除方法
クレジットカードの登録/解除は下記画像の順番で進めると、クレジットカードの登録や履歴の閲覧が行える専用ページに遷移します。(公式の解説は< こちら >)
このページではクレジットカードでの決済履歴なども確認できますので、遷移方法は覚えておきましょう!
新規銘柄の積立を行う方法
新規銘柄の積立設定をする場合は、現金の積立と同じフローで決済方法をクレジットカードにするだけでOKです。
ちなみにクレジットカード積立の場合は、現金積立の場合と異なり「毎月1日」のみとなりますので、あとは金額を設定して終了となります。
現在の現金積立をクレジットカード積立に切り替える場合
現金積立をクレジットカード積立に変更する場合は、新規の時と同様に積立買付のところから設定を行うことも可能ですが、それ以外にも積立設定の変更画面から行うことも可能です。
積立NISAの場合は「変更・追加」ではなく「設定」と表示されていますが、「設定」のボタンを押せば変更のポップアップがでますので、同じように設定が可能です。
クレジットカード積立の注意点
基本的な使い勝手は現金と同様ですが、いくつかクレジットカード積立の場合にのみ出来ないことがいくつかありますので、そちらを説明していきたいと思います。
◆積立上限はクレジットカード積立全体で5万円まで
これはポイント加算が行われる上限が5万円ということではなく、クレジットカード積立で設定できる金額が全体で5万円までとなります。
これは全体ですので、例えばA商品でクレジットカード積立を3万円で設定した場合、他の商品は2万円までしかクレジットカード積立が出来ないということになります。
ただ、現金積立とは組み合わせられるので、A商品をクレジットカード積立で5万円、B商品を現金積立で3万円みたいな方法はとれます。
◆同一商品でクレジットカード積立と現金積立をしたい場合は別設定
同一商品をクレジットカードと現金それぞれで併用して積立を行うことは可能ですが、行う場合はどちらかの積立設定を行った後に上の方で記載した、積立設定画面から「変更・追加」を選択して、下記の追加を押して設定を行う必要があります。
若干手間ですが、ここで追加をして設定を行う必要があります。
まとめ
クレジットカード積立でもらえるVポイントと、保有特典でもらえるTポイントやPONTAは両方貰うことが可能です。
一方で、他のクレジットカード積立と併用することはできません。
もし、まだクレジットカードを持っていないという方向けのカード選びについてですが、プラチナ系のカードがポイント還元率では1番ですが、年会費が高くポイント還元を上回ってしまうので、このポイント目的で作るのには向きません。
そのため、おすすめのクレジットカードは下記の2つのいずれかになります。
・1年間で100万円以上利用する予定があれば「三井住友カード ゴールド(NL)」
※投資信託の購入は上記の利用からは除外されるため、ご注意ください。
・上記以外なら「三井住友カード(NL)」
の2パターンです。
ゴールドの100万円以上の利用は一生に1度だけでOKですので、一時的に修行と思って1年間だけ三井住友カード ゴールド(NL)に切り替えるだけで、年会費が無料になるの最も費用対効果が良くなります。
また、クレジットカードを初めて作るという方は下記のmoppyというポイントサイトから登録をするのが1番おすすめです。
このサイト経由で登録することで、現金やポイントカードのポイントに変えられるmoppyのポイントが数千円分相当手に入ります。
またクレジットカード積立で、行える積立額は商品の種類問わず全体で5万円が上限となりますので、ポイントが目当ての方は出来るだけ端数が出ないように調整をすると良いかと思います。
もし、A商品が3万円、B商品が3万円という現金積立を設定している場合は、B商品の3万円分をいったん設定変更して現金積立1万円とし、新たにクレジットカード積立2万円を注文することで、5万円分ギリギリまで使い込むことが可能です。
今回のまとめとしては以上です。
クレジットカード積立は投資信託の積立をやる場合にはメリットしかないので、ぜひ活用していきましょう!
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